シリーズ【猫を飼うキッカケ】

第一章【猫を飼うキッカケ~物件探しに至るまで】 
第二章【猫を飼うキッカケ~物件探し①】 
第三章【猫を飼うキッカケ~物件探し②】 
第四章【猫を飼うキッカケ~猫の選び方】 
第五章【猫を飼うキッカケ~evaに出会うまで】 
第六章【猫を飼うキッカケ~evaとの出会い】 
第七章【猫を飼うキッカケ~evaに決めるまで】 
第八章【猫を飼うキッカケ~evaを迎える準備】 
第九章【猫を飼うキッカケ~evaを迎えに】 
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本日は<第五章>です。

【evaに出会うまで】

「いよいよ本腰入れて、猫を飼う準備をしようかな」と、『ペット可の物件探し』と相性のいい『保護猫ちゃん探し』をはじめたところまではお話しました。

猫を飼うワクワク感と同時に、不安な気持ちもいっぱいありました。

一人暮らしで猫を満足させてあげられるだろうか。
手に負えないほどのやんちゃ猫になってしまったらどうしよう。
真夏や真冬はどうしよう。
完全室内飼いでストレスはないのだろうか。
一頭飼いがいいのか、多頭飼いがいいのか。
一緒に帰省できるだろうか。

・・・などなど、考え出したら止まりません。
猫飼いの先輩に相談しても
「心配しすぎ!やってみれば案外大丈夫だから、まずはやってみな~」くらいの能天気さ。
言ってることはよくわかるけど、主は≪石橋≫を叩きまくらないと気が済まない性質なのです。
叩きまくって≪石橋≫を割ろうが、叩きまくった挙句結局≪石橋≫を渡らなかろうが、
叩かずには足を踏み入れられないのです。

なので、自分が納得いくまでとことん不安になればいいのでしょう。
不安に押しつぶされて「やっぱり猫は飼えない」と結論付けたとしても、それはそれです。
中途半端な気持ちで飼い始めて、後悔するより100倍マシです。

主は一人暮らしではあるけれど、両親は健在なのでいちおう両親にも報告しました。
みんなのリアクションはというと・・・

主「ついに猫を飼おうと思うよ」
母「やだよ~。なんで猫?」
父「猫は難しいんじゃないかな」
兄「いいじゃん」

三者三様です。

母は動物があまり好きではないから、反対されることは覚悟していました。
父は賛成してくれると思ったのに・・・主に似て(主が似たのです)≪石橋≫を叩きまくる慎重派なのでしょう。
兄も猫が好きだし、主の猫好きも知っているので反対する理由はありません。

想定の範囲内ではあるけれど、両親からはあまりいいリアクションはもらえませんでした。
両親に反対されて飼うと、いざって時に頼れないですよね。
「頼らず一人でしっかりやれないなら飼うな」ということなのでしょう。

・・・と思っていたのですが、
その後の母は、

母「何色のねこちゃんにするの~?」「オス?メス?」「名前はもう決めてるの?」

と何気にノリノリです。

主「お母さんて猫きらいだよね?」

母「好きだよぉ!小さいときから飼ってたもん」

えーーー!?!?
聞いてませんけどぉー!!!
ちょんぼ(実家で飼っていた猫)の子のこと、追い回してたくせにーーー
 
なにはともあれよかった。
嫌いじゃないならよかった。 
いざって時には頼れるかもしれません!
心強いです。

一方父は相変わらず、

父「猫のぬいぐるみ買ってあげるよ」「魚はいいぞ~」

とふざけ半分で、なかなか賛成派に回りません。
それでも父は信頼できる父なので心配はしていません。
万が一、主に何かがあって猫を実家で引き取らねばならないような事態になったとしても、父ならちゃんと面倒見てくれるはずです。
それは母も同じです。 
そういうとことは絶対に無責任なことはしない人たちなのです。

なので、まずは『ペット可の部屋を探すこと』。
引っ越しして落ち着いたら『迎え入れる保護猫ちゃんと探すこと』。
ひとつずつ、一歩ずつです。

物件探しはこちらこちらに書きましたが、2軒目の不動産やさんに行き始めたころ、父から連絡が。

父「猫、あげたいって人がいるよ」

!!!!!

なんというタイミングでしょう。
そして反対派だと思っていた父から、まさかのキラーパス!
こうして主とevaは出会うことになるのです。

(つづき→【猫を飼うキッカケ~evaとの出会い】はこちら