※この記事は闘病記です。evaの出てくる日常ブログではありませんので閲覧ご注意ください。


主さんの皮膚筋炎闘病記【7】<入院生活②ステロイドパルス2回目>


2021/7/1

入院2日目。

病院のルールとしては、就寝21時/起床6時。
いきなりそんな切り替え、できるかー!!→→→できるねぇ◎

入院前から疲れ(というか体調不良?)で早寝はしていたし、入院・治療できた安心感もあったせいか、昨夜21時就寝にすんなり対応できてしまったおかげで、さすがに5時前から目は覚めていたが、大部屋なので6時まで動き出すのはガマン。

今日はステロイドパルスの2回目。

6時すぎたらさっそく採血があり、その後点滴スタート。

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効け、効け、どんどん、治しちゃえ~!


ところで、「ステロイドの大量投与」とは言ってたけど、『ステロイドパルス』ってなによ?

といいますと。

塗り薬のステロイドを使い、その効果を実感したことがある方は多いと思います。
ステロイドは塗り薬だけでなく、内服、点滴もあり、用途によって使い分けられています。

主の場合、間質性肺炎治療のためですから、ステロイドを皮膚からぬりぬりしても意味がありません。

内服できる限界量よりも多いステロイドを、短い期間(3日間)ドドンと点滴で入れて、その後内服で投与を続ける←これが『ステロイドパルス』です。

炎症が起きている肺を「火事」だとすると、まずは一気に大量の水(消火剤)で火消しして【点滴】、その後チョロチョロ水を与えながら【内服】完全な火消しを目指しましょう。

的なイメージです。


点滴は1時間で終了。
その後朝ごはん。

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ごぼうサラダが大量な、なかなか謎のメニュー

めずらしく胃痛がしたが、検便があるのでごぼう効果に期待して無理矢理完食。

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ごぼうバーガーにしてみた

<朝の薬>
ランプラゾール 15mg(胃酸の分泌を抑える)
ダイフェン配合錠 1(細菌感染を抑える)
プログラフ(タクロリムス) 1mgカプセル×2(免疫抑制)

<本日の検査>
採血(済)・採尿・検便


午前中にヤングメンズドクターズの回診があったので、
昨夜から関節痛がなくなり、もう治った~と小躍りしたくなるくらい楽になったと報告。

癌を併発していることが少なくない【皮膚筋炎】という病気。
その検査もするし、心臓や腎臓の経過も見ていかないといけないので、やはり2週間は入院することになりそうだと言われる。

楽になったから退院←なんて都合のいい話にはなるはずないか。


皮膚炎のほうは積極的な治療は特にしないようで、保湿クリームを出された。

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ヒルドイドのジェネリックかな


今日はシャワーを浴びれるらしい!
夜中汗だくになっていたのでうれしい。
14時から予約を入れてもらったので、その前にランチ。

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シーフードクリームパスタ

メロンはゴリゴリしてておいしくないやつだった。


看護師さんによるバイタルチェックは起床時とランチ後の2回。
先生たちの回診は、時間はマチマチだったけど、日曜以外は1~2回顔を出してくれた。

午後は膠原病内科の先生が来て、「白血球の値が下がっているので再検査したい。骨密度と虫歯の検査も入れた」と言われる。

ステロイドの副作用に【骨粗鬆症】があるのだが、それを抑える薬を飲むことにもまたリスクがあるという。
そのための検査らしい。

【皮膚筋炎】という病気でありながら、筋炎はなく、肺が悪い。
皮膚炎は積極的治療はせず、癌や骨密度、虫歯の検査が入る。
治療のための薬の副作用を抑える薬、副作用を抑える薬の副作用。

謎だらけだ。


シャワーを浴びてさっぱりすっきり☆

入院中ってすることなくて、ヒマとの戦いなんだろうな~と思ってたけど、ちょこちょこやることあって、ヒマな時間も昼寝する時間も持て余すほどはないんだね。


あっという間に夕飯だもの。

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「肉入り野菜炒め」と思って食べていたら、メニューに「生姜焼き」って書いてあった

動かないし、おなか空いてないんだけどな・・・とか思いつつ完食してしまう不思議。

オレンジは、荒れた口の中と潰瘍のある手に染みた。
味噌汁がおいしい♡

<夜の薬>
プログラフ(タクロリムス) 1mgカプセル×2


就寝前に便意が来たので検便にトライするも、下痢気味で採便困難。
テキトーにツンツクツンして、提出。
「ダメだったらまだ明日採ってもらいまーす」とのこと。

うむ。

その後、22時から朝まで90分おきに下痢が続いた・・・なんでだっ!!



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