ぐんま100kmウォーク2026のつづきです。

ぬしくしごとですが@ぐんま100kmウォーク2026①


33.1kmの伊勢崎『第1チェックポイント』を出発したのが18:30。

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すっかり夕暮れ。
風は依然として強いので唇の乾燥が気になり薬局へ。
友人①は足の張りを感じバンテリンを購入。

ここらでふとまわりに人が少ないことを気にする。

受付時に【IBUKI】というGPSを持たされており、自分たちの位置はもちろん、他の参加者の位置もわかる優れたシステム。
マラソンの【応援ナビ】のようなもので、トレラン界隈ではこちらのGPSがメジャーなようです。

ここではじめて【IBUKI】で自分たちの位置を確認してみると・・・ほぼ最後尾。
うしろには2グループくらいで、先頭はもう何十kmも先。

事前に各ポイントの予想通過時間を計算した「行程表」のようなものを作成し、携行していたけど、普通に歩いていれば関門には絶対に引っかからないし、多少遅れるのは想定済み。

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伊勢崎CP通過が16:00予定で現在18:30。
すでに2時間半も遅れてる!?

次のエイド到着時刻を計算してみると終了時間(21:30)ギリギリ。

これはあかーん!!

と急にペースアップしてまじめに歩きはじめるシャンメリー。
極端やでホンマ。

それでもずっとへらへらしてるし、ずっと楽しいんですけどね。  

コースは暗黒ゾーンへ突入。

街灯がほとんどなく、車の交通量も減り、歩道はコンクリートを突き破って生えてきた雑草で歩きにくい。
ただでさえ疲れが出てくるころなのに、加えて少し無理なペースアップ。
徐々に・・・ではあるが友人①が遅れ始めます。

そんな友人①のモチベを上げてくれるように、友人①ファミリーが応援に駆けつけてくれました。

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時間と心に余裕がないので、ゆっくり話し込むわけにはいかなかったけど、お嬢からの力強いハグでさぞや元気と闘魂を注入されたことでしょう◎

21:30までの『第3エイドポイント』に、22分巻いて21:08に到着。

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ペースを上げてきたのでこれらの脂っこいパンはさすがにきつい。
(とか言いながらさっそくパクついちゃって先端ないやん)
けど、残り中の残りものなので選択の余地はなし。
いただけるだけありがたい。

今まで散々食べてきたのでまだ体内にエネルギーはある感じでしたが、夕飯の時間も過ぎているので食べておきます。

しかしもうのんびり座って食べている時間はありません。
休憩はトイレのみで、食事は歩きながら。
トイレが近く、ここまでコンビニ各駅停車のようにトイレに寄ってきた友人①②も、トイレを間引くようになります。

そこは無理しなくてもいいんだよ、と声をかけると、行かないなら行かなくも大丈夫なんだよねと。
だったらそこもはじめからやる気だせ!w

20分巻いたので、関門に引っかかる危険はだいぶなくなりましたが油断は禁物。
さらにもう30分は巻きたいところ。

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だってこれでやっと半分だからね。
ここから睡魔もやってくるだろうし、疲れもどんどん蓄積して未知の領域に入るので、後半どうなるかわからないから。

行けるときに、行けるだけ、行っときましょう!

けれど消耗も激しいので、さきほどのような無理なペースアップはせず。
しかしただ一生懸命淡々と歩く。

そんな感じだったんだけど、友人①がさきほどより頻繁に遅れるようになります。

会話が通る距離を保てず、信号で追いつく。
歩き出すと1kmともたずに距離が開いていってしまうが、特に信号の多い区間のためか、一定の距離以上遅れる感じはないので、無理に一緒に歩かなくていいのかも。

交通量が増えてうるさいせいもあるし、疲れもあるし、距離感もあるし、口数が減る。
さきほど食べたパンで胃が重い。
それは全員が同じ状態だったようで、ちょっとだけ空気が悪くなってくる。

そんな中、『第2チェックポイント』到着。

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関門は24時だったので1時間ほどの余裕はできましたが、友人①のペースが心配なのでまだ安心できません。

パンによる胃もたれが続いていましたが、メンタルも落ち始めそうだったので、地元で有名なとり丼メーカーのひとつ『たつ吉』のミニとり丼を食べました。
友人①②ともに食べられず。

友人②の旦那ちゃんが再び来てくれて、友人①ご所望のエアーサロンパスを全員に。
「ここぞ」ってときに飲んで、とアリナミンもいただきました。

さっそくアリナミンを飲もうとする友人②に、まだ早いんじゃない?と旦那ちゃん。

友人①②とも疲れた顔してる。
おそらく主も同じ表情だったでしょう。

まだ休みたい、という顔のふたりに無情に「行くよ」と声をかけ、旦那ちゃんにお礼を言って出発。

痛み止めを飲んだふたりは少しだけ足取りが軽くなったようでしたが・・・

友人①の遅れが大きくなる。

差が開きかけるたび、振り返ったり立ち止まったり。
足腰に負担がかかるのを感じます。

睡魔に襲われてきた友人②は後方に注意が向きにくくなり・・・というか、惰性で歩いているだけで脳みそは寝てるような状態で、黙々淡々と進んで行ってしまう。

前も後ろも自由かよ!!

とつっこみたくなりましたが、今は冗談として笑い飛ばせる感じもしないので、とりあえず後ろを待つことにします。

夜中になり、ソロで参加している人たちはメンタルの置き所が難しそうだなと見ていて感じましたが、チームはチームで自分のペースが保てない難しさがありましたね。

それでも、そこまでの楽しい思い出が足を前に出す助けになりました。
すぐそばで、ともにふざけ、ともに笑い、ともにがんばり、ともに苦しむ友がいる。

それなのに。
それなのに、
あちこち痛くてペースが保てず、友の背中が遠くなる。

そのメンタルから友人①がリタイアを言い出しかねないと思ったので、暗い中でも主の背中が見える、信号で止まれば追いつく、という距離を崩したくありませんでした。

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なんとか『第4エイドポイント』に到着。
ここではあたたかい飲み物が提供されましたが、主は胃にとり丼が残っていたのでパス。

足の裏が擦れてヒリヒリ。
マメができたとか、靴擦れしたとかではないのでケアはせず。
足腰に痛みを感じて歩き方が変になってきた自覚もあったので、ロキソニン投入。

風は止んだけど、気温が10℃を下回っているので止まってしまうと寒い。

またすぐに出発です。

そこから30分後。
友人①がかなり遅れて・・・ついにリタイア宣言。

気持ち悪い、寒い、と座り込み、さきほどのエイドで飲んだスープを吐いてしまいました。
疲れと低体温もあるでしょうか。

たぶん中間地点あたりからずっと無理をしていたと思います。
気付いていた部分もありましたが、限界が来る前に自分で決断するだろうと、少し甘く考えていました。
おそらく本人も。

意識ははっきりしていたし、リタイア&救護の手続きも自分で進めることができました。

・救護にタクシーを向かわせる
・近くを歩いているスタッフが走って現場に向かう
・スタッフが要救護者の状態確認を行い、その後一緒にタクシーに乗車する

という流れらしいので、友人①をアルミシートで包み、温めながら待つことに。

そしてここで決断しなければいけないことは、

友人①のみリタイアするか、全員でリタイアするか


去年の名古屋ウィメンズマラソン翌日の思い出がよぎります。



具合が悪いのでひとり先に帰る、と言った友人①に対する正しい行動は?と考えたあの夜と同じ。

今回は「みなで一緒に歩く」ということを目的に参加したので、リタイアするときも一緒だと、そう考えていましたが・・・スタート地点に手荷物を預けているので、誰かはスタート地点に取りに行かなければならない。
仮に今みなで行ったとて、夜中なので電車はないし家族も寝ているし、スタート地点に車もないので家に帰ることはしばらくできません。

そもそも具合の悪い友人①をスタート地点に連れて行く必要はない。
ここリタイア地点からは、スタート地点より自宅のほうがずっと近いので、早く自宅でゆっくり休ませてあげたい。

友人①をタクシーで自宅に送ってもらえるならば、主と友人②はゴールを目指して荷物を取りに行く。

そう決めました。

スタッフさんが走ってやってきました。
続いてタクシーも到着。

スタッフさんは、電話で運営さんとやりとりしながら友人①の状態を確認。

「おともだちも一緒に全員タクシーに乗車して、スタート地点に戻ります」

と言われてしまったので、主たちの希望を伝え、運営さんと相談していただきOKをもらいました。

友人①が足を止めてから救護まで40分以上の時間がかかりました。
なので制限時間オーバーで競技続行不可能と考えられたようでしたが、スイーパー(制限時間ギリギリの最後尾を歩くスタッフさん)はかろうじて現場を通り過ぎていない、ということでリスタートを認めてもらえました。

友人①をタクシーに乗せ、「荷物取ってくるね」とあいさつし、友人②とともに再びゴールを目指します。


65.9km
2:54
友人①競技終了。

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最後の3ショット写真


つづきはまた別の記事で。


『eva日記6-93』


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正しい選択だったのかは今もわからない



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